NHKインタビュー
映画「チェ・ゲバラ」の俳優デル・トロさん
NHK1月15日、デル・トロ氏は答えている
「チェ・ゲバラは、弱い人たち、忘れられた人たち、
さまさまな人種の代弁者だ」
ゲバラは、ボリビアでゲリラ活動中、捕らえられ、銃殺された
指導したのは、アメリカの犬(ポチではない)であった
ナチス占領下のフランス、「リヨンの虐殺者」と呼ばれている
8千人以上を強制移送により死に追いやった
4千人以上の殺害に関与し、
1万5千人以上のレジスタンス参加者に拷間を加えた責任者
それ以上のレジスタンスのメンバーや、ユダヤ人を虐殺した責任者
また、孤児院に収容されていた44人の子供の虐殺の責任者
1967年10月のチェ・ゲバラの身柄確保と処刑にも関与した(以上wikipedia)
この男クラウス・バルビーは、戦後なぜここまで生き延びていたのか?
アメリカの情報機関が、ナチスの情報を利用するために、
カネを与え、連合国の裁判から逃がし、自国にかくまったのである
ランス政府の度重なる引き渡し要求にもかかわらず、
アメリカは引き渡しを拒否し続けた
(日本にもアメリカの犬はいる. 東条英機内閣の商工大臣、
アジアと日本の2000万を超える犠牲に一定の責任がある男
安倍晋三の祖父、岸信介は東条英機の絞首刑の翌日
巣鴨刑務所から、アメリカによって釈放された
アメリカは、彼が日本統治に役立つと考えたからだ
その判断は、正しかった
吉田茂、岸信介、小泉純一郎、安倍晋三、麻生太郎にいたる系譜
このポチの系譜が、日本の戦前の制度・考え方を残させた系譜だ
戦争中、戦費調達のために生まれた厚生年金
「払うのは先だから、今のうちに使ってしまえ」
当時の制度の責任者が、戦後公式に証言している
その考え方・制度の結果が、2009年の年金の危機化だ
同じ考え方の結果が、タモガミ理論、消費税増税、憲法改正だ
国民をだまして、メシを食べるシステムを残す ─ これだ!)
アメリカは、バルビーにパスポートを用意し、
1950年、バチカンのルートで南アメリカに逃がした
バルビーは、ファン・ペロン政権下のアルゼンチンを経て、
家族と共にボリビアに到着した
(岸信介を監獄から逃したのと、同じ手口だ
昭和天皇と同じようなケースだ
昭和天皇の場合には、命ごいをした
「ここに、国体を護持し得て」といっている(「終戦のラジオ放送」)
それは、つぎのような意味だ
「『ポツダム宣言』を受理する. だから天皇制を残してほしい」
それが「アウンの呼吸」で、アメリカは戦後日本支配のため
天皇制利用が必要と考え、東京裁判から昭和天皇を除外させた
主権を持つ天皇は「ポツダム宣言」を受け入れた
天皇は、それをラジオで国民と世界に告知した
国民と世界は、それを受け入れた
「ポツダム宣言」は、日本の公約である
その結果、「天皇」と「戦争の放棄(九条)」が
日本国憲法に書き込まれた
「国民をだまし、侵略戦争に引き込んだ勢力は、永久に除去する」
これ(ポツダム宣言)が、天皇制維持と引き換えた日本の公約である
「永久に」という意味は、2008年末までという意味ではない
今、憲法改正の論点がある(自・公・民)
「天皇制を残して、九条を変える」 ─ タモガミ理論もそうだが
「食い逃げ」の論理だ ─ それが、「日本の伝統と文化」だと?
憲法改正・消費税増税・海外派兵
国際貢献・「国民の生命と財産を守る」・・・ 自・公・民のやり方だ
すべて、「食い逃げ」の「食い」の部分だ
赤ちゃんのミルク代の5%をも吸い上げて、メシを食べる ・・・
国民と世界をだまして、「メシを食べる」システムを残す ・・・
だましきれないのだが、それが日本の犬の「文化と伝統」だ)
その後バルビーは、アメリカの犬(ポチではない)として、
ボリビア軍事政権のアドバイザーとなり、人民の戦いの弾圧をつづけた
1982年、軍事政権が倒された後、バルビーはフランスに引き渡された
裁判で、終身禁固刑を宣告され、国内の刑務所に拘留された
バルビーは、1991年9月に刑務所内で病死した
日本の犬たちは、まだ生きている
日本の犬たちの「文化と伝統」はまだ生きていて
アメリカから独立したボリビアや、ラテン・アメリカより遅れた道を歩いている
日本の放送は、いつまでこの道を、共に遅れて歩くのか?
放送法の精神ではないのだが(メシを食べるためか?)
ゲバラや多喜二
弱い人たちのため、正しいことのために生きた人たち
かれらは、決して死なない!