福沢諭吉は、靖国神社ができたころ、次のように言いました. 「バカとカタワに宗教、丁度よき取り合わせ」 (1881年ごろ 「宗教の説明」 福沢諭吉全集第20巻) (国のために死ねば、霊になり、サクラの花のもとでまつられる 遺族にとっても、うれしいことだ 天皇も靖国参拝をするべきだ) |
「国民ダマシ」のはじまりです. 諭吉は、こうもいっています.
天皇制は、「愚民を篭絡(ろうらく)するの一欺術」 (注) 篭絡(ろうらく)する: だまして、まるめ込むこと (1882年 「帝室論」 福沢諭吉全集第5巻) (国民はバカだから、天皇を押し立てれば、ダマスことができる このリクツと、その反論の方法を昭和天皇は、小泉信三を通じて皇太子(2009年時点の天皇)に教育しました) |
何のために国民をだますのか? おカネのためです.
「日本一の金持ちになりたい」 (まず日本一の大金持になって思うさま金を使うて見ようと思います. 「福翁自伝」) 諭吉は、教育(慶応義塾)と新聞(時事新報)で、戦争で「領土と財貨を奪え」と宣伝し、新聞の部数を伸ばして大もうけをしました. 現在でも、一万円札の顔になっています. |
⇒ 美空ひばりと福沢諭吉